2011年11月27日

Windows インストーラ エラー 1639【運用】


得意先にて基幹ソフトのバージョンアップをおこないましたが、
一部PCでインストール時にエラーが発生します。

ログを確認すると Windows インストーラ の エラーコード 1639 が表示されています。

インストール前にはトラブルが発生しないよう環境を見直しますが、
それでも使用年数が経過したPCではイレギュラーなエラーが発生することもあります。

パッケージソフトのインストーラーが必要に応じてランタイムをインストールした後に
プログラム本体をインストールするバッチ処理をおこないますが、
プログラム本体のインストール処理で上記エラーとなっているようです。

さいわいにも個々のランタイムとプログラムは個別のフォルダに展開されており、
ランタイムのインストール確認後プログラムを単独でインストールすることで
正常に完了しました。

OS・サービスパック・ランタイム・その他パッチの適用状況、
これら実行環境によるトラブルは今後も続きそうです。
posted by ishikawa at 18:33| OS・ソフトウェア

2011年10月27日

マルウェア駆除 system restore【保守】

偽セキュリティソフト system restore の駆除をおこないました。

症状としてはrootkiの感染、
ウイルス常駐プロセスとレジストリ改竄から発生する、
右クリック不可、タスクマネージャー起動不可、アプリケーション起動不可、
システムの復元タブ非表示(停止不可)、全ファイル非表示など多岐にわたります。

常駐プロセスは比較的簡単に見つかり削除しましたが、
rootkitはHDDを別PCへ接続して削除します。

ただし今回の system restore はレジストリの改竄項目が多く、
駆除後もプログラムグループフォルダ内のショートカットが全て削除されているなど、
手動で修正するにはかなりの手間を要しそうです。

レジストリの改竄が今後の動作に影響を与える可能性もありますから、
データをバックアップしたうえでOSの再インストールをおこなうことにします。

system_restore_1.jpg

system_restore_2.jpg

system_restore_3.jpg

system_restore_4.jpg
posted by ishikawa at 16:33| OS・ソフトウェア

ディスクの管理 起動できない【保守】

OS: Winxp Pro SP3

得意先にて作業中にディスクの管理を実行しましたが、

論理ディスク マネージャ(LDM)が登録されていません。
LDMはWindows2000、またはそれ以降のバージョンをサポートします。
(コンピュータ名)のオペレーティング システムのバージョンを確認してください。

こちらのメッセージが表示されディスクの管理画面が表示されません。

この原因は幾つかの仮想ドライブソフトをインストール・アンインストールしたことなどが
考えられるのですが、調べてみると DMREG.INF の再登録で修正できることがあるようです。

DMREG.INF はOSの媒体もしくは本体にインストール済みの場合もあります。
対象機器では本体C:ドライブ内にありましたからこれを再登録して修正します。
posted by ishikawa at 16:09| OS・ソフトウェア

NAS rsync エラー【保守】

得意先にて数年間運用しているNAS Buffalo TS-HTGL/R5 80GB*4(RAID5)の
自動バックアップにエラーが発生するようになりました。

以前から年に一回程度はバックアップエラーが発生し、
その都度バックアップ用のUSBハードディスクをフォーマットすることで解消していましたが、
ログの内容を確認すると今回は少し違うようです。

※そもそも年に一回程度とは言えバックアップにエラーが発生するのは、
バックアップを実行している rsync 2.6.8 に問題があるのではと考えています。

ログの内容から分かる範囲で対応します。

1.rsync: write failed on ファイル名 File too large (27)

NASに障害が発生したときユーザー自身が外付けHDDをPCへ接続してデータを確認できるよう、
FAT32でフォーマットしていました。

使用しているDBファイルに4GBを越えるものができたのでこのファイルについては
当然エラーが発生します。
しかしその他小さなファイルのなかにもコピーされないものがあります。※ファイル自身は正常。

HDDをEXT3でフォーマットしバックアップタスクの実行とログの採取をおこないます。


2.メール通知にて書き込みエラーが届くようになる。

FAT32からEXT3へ変更すると書き込みエラーが発生しました。
外付けHDDにも問題が発生しているようですからこれを交換します。
このとき合わせて F/Wを1.34へ更新しました。
最新版は1.35ですが一旦1.34へ更新する必要があります。
F/Wの更新後、再起動時にカーネルロードに失敗するエラーが発生しましたが
リトライ後に正常起動しました。
正常起動には成功しましたがF/Wの更新にはリスクがありますので1.35への更新は保留します。

3.WARNING: ファイル名 failed verification -- update discarded (will try again).
ERROR: ファイル名 failed verification -- update discarded.

一部のファイルについてはどうしてもエラーが発生します。
別フォルダへ移動しても状況は変わりません。
経緯の中で数度メーカーへ確認をとりましたが、
最新の確認の中でNAS自身の搭載メモリが512MBなので
ファイル数やファイルサイズよってはバッファエラーが発生する可能性があるとの回答を得ました。
そしてバックアップタスクを複数回に分割して実行することを提案されましたが、
NAS本体の障害である可能性も考えられるとのことでした。
因みに上位機種の VHL の型式であれば搭載メモリが2GBだそうです。

運用上本体をメーカーへ確認に出すのは難しいですし、rsyncを使用せずに
クライアントPCからバックアップをおこなう分には問題ありません。

一部のコピーできないファイルについては NAS と バックアップ用HDDに
それぞれネットワークドライブを割り当てて別のバックアップツールから
コピーを実行し様子を見ることにします。
posted by ishikawa at 15:40| Server・PC・周辺機器

2011年10月25日

ハードディスクデータ復旧【保守】

このところハードディスクのデータ復旧が続きました。

データ復旧できるか否かは障害の程度によって変わります、
OSの起動領域にエラーが発生しただけならUSBアダプタを経由しマウントすれば
比較的容易にデータを復旧することが可能です。

しかしHDD自身にエラーがある場合や、
PCの動作環境に依存する場合は様々な方法を試すことになります。

今回のケースはどれもOS上からドライブを認識させることで全データではありませんが
データ復旧に成功した事例です。

CASE1

30GB 3.5" IDE

OS起動時 ブルースクリーン発生 HDDより異音

HDDを取り外し他のPCへUSBアダプタ経由で接続しますが、
マウント中にHDDより異音が発生しリトライが続き正常にマウントできません。

まだ暑い時期でもありましたから作業環境の温湿度とHDD設置方向を調整します。
何度かの調整後にマウントに成功しました。

フォルダ構造は正常でしたから、そのまま必要ファイルをコピーします。
コピー中、特定ファイルへのアクセスでリードエラーが発生し一部ファイルはコピーできません。
300MBを越えるサイズで常時アクセスしているアプリが起動していたようですから、
こちらのファイルへアクセス中にエラーが発生した可能性が高そうです。

相談の結果でセクタバイセクタのコピーまでは実行せず、
エーラファイル以外を復元して完了します。

CASE2

160GB 3.5" SATA

PC電源投入時 メーカーロゴ等一切表示せず

この時点ではHDDの異常とは判断できませんから、
内部パーツを取り外したあと完全放電後に再度確認しますが症状は変わりません。
本体に異常があるようですが古い機種なので交換するとのことでHDDの確認へ進みます。

HDDを取り外し他のPCへUSBアダプタ経由で接続しますが、
マウント後にパーテーションを確認するとファイルシステムが RAW の状態です。

パーテーション情報が壊れた可能性もありますが、
作業環境の調整後、何度かのリトライで NTFS パーテーションを認識することができました。

認識後は正常にファイルを読むことができましたから必要ファイルをコピーして完了します。

CASE3

320GB 外付USB(内部IDE接続)

PC接続時マウントしない、マウントしてもフォーマット実行のダイアログが表示される。


外付ケースを分解し別のアダプタに接続後確認しますが症状は変わりません。
管理画面からディスクの管理画面を開くと応答がありません。
HDDを取り外すとフォマーット実行のダイアログは表示されます。

HDDに異常があることは間違いありませんが、
このドライブでは作業を進めることが難しそうです。

次に専用ツールを使用してセクタバイセクタのコピーを実行します。
約24時間を要しましたが途中でリードエラーを表示することなくコピーが完了しました。

コピーしたHDDをマウントするとやはりパーテーション情報は壊れています。
このままパーテーションの修復をおこなうとクラスタの再配置がおこなわれ
断片化したファイルが復旧できない可能性がありますから、
先にデータ復旧ソフトを使用し正常ファイルと断片化したファイルを吸い上げます。

合計40GB程度のファイルを復旧し作業を完了します。

成功事例を書きましたが、復旧できない事例も多くあります。
ストレージドライブの大容量低価格化は留まることがありませんが、
HDDは壊れるものですからデータの冗長性を確保することを最優先に考える必要があります。
posted by ishikawa at 19:28| Server・PC・周辺機器